高齢者の介護の注意点とは?

できることは援助しない

介護している人に多いのは、親切心から何でも手伝ってしまったり、手伝ったほうが早いからといって自分でできることまで介助してしまうことです。自分でできないことを手助けするのが介護の基本です。できることまで援助してしまうと、甘えてしまったり、自分はこんなこともできないと惨めに感じてできることをやらなくなります。その結果機能が低下してできなくなることもあります。親切心でつい助けてしまう方は我慢して見守るのも援助のひとつだと思ってください。手伝った方が早いという方は、今はいいかもしれませんが将来的に考えると、もっと介助が必要となり自分に返ってくる恐れがあるので気をつけましょう。
できない部分を援助しできることは自分でやってもらい、その機能が高まるように接すると良いでしょう。

傾聴と共感が安心感を与える

介護の現場で多いのが認知症を患っている方です。物忘れなどの軽い方から家族すら忘れてしまう重度な方もいます。間違った接し方をすると混乱し不安や怒りなどを与えてしまいます。もし自分の親が変な行動をしていたらどうしますか。注意してしまいますよね。認知症が進行すると物事を理解できなくなります。あれこれ説明しても混乱してしまい逆効果になる場合もあります。
決して怒ったりしないで下さい。自尊心が傷つき症状がさらに進行する恐れがあります。まず話を良く聞いて否定せず共感するのが良いです。理解してくれる人がいると安心し心が落ち着きます。変な行動に見えてもその人にとっては意味があるのです。その意味を共有できるように接しましょう。